「ハーフ、ハーフ」と言う言葉が今年の流行語大賞にノミネートされている。これは浅田真央が
ソチオリンピック後に日本に帰ってから記者の「引退か?」との質問に、答えた言葉である。
日本語で「半々」と言えば、実にあっさりとした平凡な言葉となるが「ハーフ、ハーフ」と言えば
浅田の内なる苦悩を思ってしまうのは自分だけだろうか。
自分も何度もその岐路に立たされたことがあった~後から考えればどちらでも大して変わりはなかった
という事も多かったが~その時は迷って迷って、どちらにも進めなくなる事があった。
しかし、齢(よわい)を重ねて来ると悩んだ事の全てが、懐かしい思い出になってくる気がする。